波乱万丈なここまでの道のり
2024年6月、新卒から10年以上勤めた会社を退職。
同年8月には、子どもを連れてセブ島へ親子留学。
帰国後は、自己分析と職探しの日々。
やっと出会えた、自分に合うと思える求人。
翌年2025年2月末、内定通知。
初出社は4月中旬。
――けれど、初出社日一週間前に妊娠が確定しました。
内定を辞退するまでの葛藤
新しい自分を探し続け、やっと掴んだ内定。
それを手放すと決めたとき、私は正直ものすごく迷いました。
「せっかく頑張ってきたのに」
「辞めてしまったらもう働けなくなるんじゃないか」
そんな思いが頭の中をぐるぐるして、答えが出せずにいました。
自分で決めなきゃいけないのに、不安でネット検索ばかり。
けれど、最終的に手放す決断をしました。
その決断の理由
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業務も人も通勤も、すべてが”初めて”だらけで負担が大きいと感じたこと
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つわりの中の、食べ物を口にできない勤務スタイルが難しいこと
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教える側・教わる側、どちらにとっても負担になると感じたこと
どれも小さな気づきですが、その気づきが私の背中を押しました。
経験が教えてくれたこと
そして、最終的に決断ができたのは、これまでの自分の経験があったからだと思います。
長年、会社員として働いてきた経験。
妊娠しながら仕事を続けた経験。
子どもを育てながら再び妊娠を経験。
その積み重ねがあったからこそ、気づけました。
「無理をして続けること」よりも、
「自分と家族を大切にすること」を選んでもいい。
そう思えるようになったのです。
迷ったときに思ったこと
どんな選択であっても、それは逃げではなく「自分を守るための前向きな一歩」。
迷いの中にいるときこそ、
自分の心と身体に耳を傾けてあげてくださいね。
次回は「働きながら妊娠・育児していた頃の私」について書いてみようと思います。